活動停止処分を終えた元世界1位ハレプがマイアミ・オープンのワイルドカードを獲得「コートに戻って戦えるのが待ちきれない」

写真は2019年マイアミ・オープンでのシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)


 女子テニス協会(WTA)が公式サイトを更新し、元世界ランク1位でグランドスラム大会優勝歴2回のシモナ・ハレプ(ルーマニア)がWTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月19~31日/賞金総額877万480ドル/ハードコート)の本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得したと発表した。

 2022年USオープン期間中に行われた検査で禁止薬物のロキサデュスタット(Roxadustat)が検出されたハレプはテニスの不正を調査する団体であるインターナショナル・テニス・インテグリティ・エージェンシー(ITIA)によって同年10月から暫定的に活動停止処分が科されていたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴して処分が9ヵ月に短縮されたため直ぐにでもツアーに復帰することが可能となっていた。

 ハレプは自身のインスタグラムを通し、「2週間後のマイアミ・オープンでWTAツアーに復帰することを皆さんにお伝えすることができて興奮しています。この機会を与えてくれた大会に感謝します」と報告した。

「コートに戻って戦えるのが待ちきれません。また近いうちにお会いしましょう」

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写真◎Getty Images

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