佐藤南帆がITFツアーで昨年3月以来のシングルス5勝目 [W15クアラルンプール]
国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「3RD クアラルンプール TM W15 ITFワールドテニスツアー」(ITFワールドテニスツアーW15/マレーシア・クアラルンプール/3月4~10日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードの佐藤南帆(三田興産)がノーシードから勝ち上がってきたユアン・チェンイー(中国)を6-4 6-3で下して優勝を飾った。試合時間は2時間1分。
23歳の佐藤がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年3月のモナスティル(W15/ハードコート)以来でキャリア5度目(準優勝2回)となる。
今大会での佐藤は1回戦でサバンナ・リー グエン(ベトナム)を6-0 6-0で、2回戦で予選勝者のジャン・イン(中国)を1-6 7-5 6-2で、準々決勝で17歳のチャン・ガウル(韓国)を6-4 3-6 6-3で、準決勝ではシュン・ファンイン(中国)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。
ジェン・ウーシュアン(中国)とのペアでダブルスに第1シードで出場していた佐藤は2試合を勝ち上がったが、準決勝で第4シードのリン・ファン アン(台湾)/ユアン・チェンイー(中国)に6-2 6-7(5) [12-14]で惜敗していた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、JRはITFジュニア枠
上位の試合結果
女子シングルス決勝
○1佐藤南帆(日本/三田興産)[1] 6-4 6-3 ●28ユアン・チェンイー(中国)
女子シングルス準決勝
○1佐藤南帆(日本/三田興産)[1] 6-3 6-2 ●10シュン・ファンイン(中国)
○28ユアン・チェンイー(中国)7-5 6-0 ●24チョウ・イシュアン(台湾)[4]
女子シングルス準々決勝
○1佐藤南帆(日本/三田興産)[1] 6-4 3-6 6-3 ●5チャン・ガウル(韓国)[JR]
○10シュン・ファンイン(中国)3-6 6-3 6-0 ●15森崎可南子(日本/橋本総業ホールディングス)[Q]
○24チョウ・イシュアン(台湾)[4] 6-4 7-6(3) ●17ホー チン・ウー(香港)[6]
○28ユアン・チェンイー(中国)0-6 7-5 6-3 ●32ホン イ コディ・ウォン(香港)[Q]
女子ダブルス決勝
○16チョウ・イシュアン/チョウ・イーツェン(台湾)[2] 6-3 7-5 ●5リン・ファン アン/ユアン・チェンイー(台湾/中国)[4]
女子ダブルス準決勝
○5リン・ファン アン/ユアン・チェンイー(台湾/中国)[4] 2-6 7-6(5) [14-12] ●1佐藤南帆/ジェン・ウーシュアン(三田興産/中国)[1]
○16チョウ・イシュアン/チョウ・イーツェン(台湾)[2] 6-2 6-3 ●12リー・ヤーシン/ホン イ コディ・ウォン(台湾/香港)[3]
写真提供◎佐藤南帆:三田興産所属
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