内藤祐希/佐藤南帆がITFツアーのダブルスで2度目のタイトル獲得 [W35トララルゴン]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った内藤祐希(亀田製菓/左)と佐藤南帆(三田興産)(写真提供◎内藤祐希:亀田製菓所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「LATROBE CITYトララルゴン国際 #2」(ITFワールドテニスツアーW35/オーストラリア・ビクトリア州トララルゴン/2月26日~3月3日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第3シードの内藤祐希(亀田製菓)/佐藤南帆(三田興産)が第2シードのデスタニー・アイアバ/テニカ・マクギフィン(ともにオーストラリア)を6-1 6-3で下して優勝を飾った。試合時間は57分。

 ともに2001年生まれで23歳の内藤と佐藤のコンビは、今回が4度目のITFツアー参戦。初めてペアを組んだ昨年10月のケアンズ(W25/ハードコート)では、3試合を勝ち抜きタイトルを獲得していた。ITFツアーの同種目では内藤が9勝目、佐藤は12勝目となる。

 同ペアは2018年に全仏ジュニアとユースオリンピック(アルゼンチン・ブエノスアイレス/クレーコート)で決勝に進出したほか、ジュニア国際大会で2勝した実績を持っている。

 今大会での内藤/佐藤は1回戦で林恵里奈(セーレン)/シェイ・ユーチー(台湾)を5-7 7-5 [10-8]で、準々決勝でシエンナ・レーソン/イリン・ヤン(ともにオーストラリア)を6-0 6-0で、準決勝では第1シードのマー・イェジン(中国)/アラナ・パーナビー(オーストラリア)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 9人が本戦に出場したシングルスの日本勢は、倉持美穂(SBC メディカルグループ)が8強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○25ランラーナ・タラルディー(タイ)[6] 6-4 7-5 ●9マー・イェジン(中国)[3]

女子シングルス準決勝

○9マー・イェジン(中国)[3] 7-6(6) 6-0 ●1プリシラ・ホン(オーストラリア)[1]

○25ランラーナ・タラルディー(タイ)[6] 6-3 3-6 6-2 ●23ペトラ・ヒュール(オーストラリア)

女子シングルス準々決勝

○1プリシラ・ホン(オーストラリア)[1] 7-5 6-3 ●8アマーニ・バンクス(イギリス)[7]

○9マー・イェジン(中国)[3] 6-0 6-1 ●14リゼット・カブレラ(オーストラリア)

○23ペトラ・ヒュール(オーストラリア)6-1 6-1 ●19倉持美穂(日本/SBC メディカルグループ)

○25ランラーナ・タラルディー(タイ)[6] 3-6 6-1 6-2 ●32デスタニー・アイアバ(オーストラリア)[2]

女子ダブルス決勝

○5内藤祐希/佐藤南帆(亀田製菓/三田興産)[3] 6-1 6-3 ●16デスタニー・アイアバ/テニカ・マクギフィン(オーストラリア)[2]

女子ダブルス準決勝

○5内藤祐希/佐藤南帆(亀田製菓/三田興産)[3] 6-3 6-4 ●1マー・イェジン/アラナ・パーナビー(中国/オーストラリア)[1]

○16デスタニー・アイアバ/テニカ・マクギフィン(オーストラリア)[2] 6-2 7-6(3) ●12ペイジュ・ハウリガン/オリビア・タンドラモリア(ニュージーランド/オーストラリア)[4]

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写真提供◎内藤祐希:亀田製菓所属

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