ようやく初戦を戦ったルーネが初の4回戦進出「プレーしたくてたまらなかった」 [ATPインディアンウェルズ]

写真はオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額1191万8990ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第7シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が第26シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-2 7-6(5)で退け同大会で初のベスト16進出を決めた。

 1回戦がBYEで免除されていたルーネは2回戦を不戦勝で勝ち上がっていたため、この試合が初戦だった。ルーネは相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取し、すべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間36分で勝利を決めた。

「気持ちよかった。ようやく待ち時間が終わったからね。プレーしたくてたまらなかったんだ。土曜日に不戦勝だと聞いたとき、僕はもちろん(対戦予定だった)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が早くよくなるよう願った。本当はプレーしたかったけど仕方がない。2日間余計に練習できたのはいいことだし、今日はいい状態で臨むことができた」とルーネは試合後のオンコートインタビューで語った。

「できるだけ多くのブレークポイントを奪おうとしている。(0-40のチャンスを生かせなかった)第2セットの序盤はがっかりした。もっとうまくできたかもしれないポイントもあったけど、そこから学ばなければならない。テニスで大事なのはチャンスを掴むことだ。ものにするかしないかでほとんどの試合が決まってしまう。でも今日は落ち着きを保ち、タイブレークをいい形で終えることができてよかったよ」

 ルーネは次のラウンドで、第19シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を6-2 6-2で破って勝ち上がった2022年大会チャンピオンで第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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