1年前にトップ100圏外だったナバーロがサバレンカを倒すキャリア最大の勝利で初のWTA1000大会8強入り [WTAインディアンウェルズ]

写真はエマ・ナバーロ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第23シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)が第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-3 3-6 6-2で倒す番狂わせを演じ、WTA1000大会で初のベスト8進出を決めた。

 第8ゲームで初めて相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したナバーロは第2セット第4ゲームでサービスダウンを喫してセットオールに追いつかれたが、第3セット2-0からブレークバックされたあとふたたびリードを奪って1時間56分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

 1年前はトップ100圏外だったナバーロが対トップ10勝利を挙げたのは2度目だが、トップ5の選手からは初勝利となる。

「この段階に到達して世界最高の選手たちと渡り合えるレベルでプレーできるよう何年もハードワークを積んできた。今日はその成果を見せることができたと思う。勝つことができてとにかく興奮しているわ」とナバーロは試合後にコメントした。

 1月にホバートでツアー初優勝を飾った22歳のナバーロは今季のマッチ18勝目を挙げ、現時点でイガ・シフィオンテク(ポーランド)を追い抜き今季の女子ツアーで単独トップに立った。

 ペイトン・スターンズ(アメリカ)に対する初戦で4つのマッチポイントをセーブして辛勝していたサバレンカは、「今年のインディアンウェルズではベストの調子を感じることができなかった」と明かした。

「アジャストしようとしたし、いくつかのことに取り組んでタイトルを目指して戦えるように頑張った。ベストを尽くしたと言えると思うし、私たちはこの経験から学ぶつもりよ」

 ナバーロは次のラウンドで、ディアン・パリー(フランス)を6-2 3-6 6-3で破って勝ち上がった第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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