サバレンカが粘るラドゥカヌを振りきり4回戦へ「2セットで終えることができてよかった」 [WTAインディアンウェルズ]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が2021年USオープン優勝者でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-3 7-5で退け16強入りを決めた。

 第6ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したサバレンカは第2セット2-2から相手のサービスゲームを破った直後に追いつかれたが、4-5から最後の3ゲームを連取して1時間35分で勝利を決めた。

 第1セット5-3で0-40から巻き返して4度目のセットポイントをものにしたサバレンカは、最終ゲームでもブレークポイントを3度凌いだ末に4度目のマッチポイントで試合を締めくくった。

 ペイトン・スターンズ(アメリカ)に対する初戦で4つのマッチポイントをセーブして辛勝していたサバレンカは、「1日あったからしっかり回復できた。調子はいいし、今日は素晴らしいテニスができてうれしいわ」と試合後にコメントした。

「もちろん2セットで終えることができて凄くよかった。最後のゲームは接戦だった。あそこが重要な瞬間だと感じていたから。もし落としていたら彼女に自信を与えてしまうし、タイブレークがどうなっていたかわからない。そのような状況はどうしても避けたかったの」

 サバレンカは次のラウンドで、第16シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-1 4-6 6-3で破って勝ち上がった第23シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第11シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、ユアン・ユエ(中国)、ディアン・パリー(フランス)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 4回戦ではガウフがメルテンスと、サカーリがパリーと、カサキナはユアンと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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