4つのマッチポイントを凌いだサバレンカがスターンズに競り勝ち初戦負けを回避 [WTAインディアンウェルズ]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がペイトン・スターンズ(アメリカ)に6-7(2) 6-2 7-6(6)で競り勝った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、サバレンカはこの試合が初戦だった。スターンズは第3セット5-4と6-5でサービスゲームを迎えながら2度ブレークバックを許し、サバレンカがふたたびもつれ込んだタイブレークをもぎ取り2時間53分の死闘に終止符を打った。

 第3セット4-5からのレシーブゲームで40-0から4つのマッチポイントを凌いだサバレンカはタイブレーク6-3から6-6に追いつかれたが、続く2ポイントを連取して試合を締めくくった。

 サバレンカは次のラウンドで、第30シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)が第1セット0-4とリードされた時点で体調不良により棄権したため勝ち上がった2021年USオープン優勝者でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエマ・ラドゥカヌ(イギリス)と対戦する。

 この日プレーしたサバレンカ以外のトップ10プレーヤーは第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が初戦を突破したが、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と第8シードのジェン・チンウェン(中国)は敗れた。

 アンナ・ブリンコワ(ロシア)がペグラを6-2 3-6 6-3で倒し、前週のオースティン(WTA250/ハードコート)でツアー初優勝を飾ったばかりのユアン・ユエ(中国)は同胞のジェンを6-4 6-3で退けキャリア初の対トップ10勝利を挙げた。

 そのほかの試合では第11シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第16シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第20シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)、第23シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)、第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、スローン・スティーブンス(アメリカ)、キャロライン・ドラハイド(アメリカ)、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)、ディアン・パリー(フランス)、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が3回戦に駒を進めた。

 第14シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第19シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、第27シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第29シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)、第32シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)はそれぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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