3つのセットポイントを凌いだオジェ アリアシムがストレート勝利で2回戦へ「一筋縄ではいかなかった」 [マイアミ・オープン]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月20~31日/賞金総額1040万4205ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が予選勝者のアダム・ウォルトン(オーストラリア)を7-5 6-4で倒して大会をスタートした。

 4-5から3つのセットポイントを凌いでキープした直後に初のブレークに成功して第1セットを先取したオジェ アリアシムは第2セットに入ると安定したサービスゲームを展開し、3-4から最後の3ゲームを連取して2時間で勝利を決めた。

「第1セットで僕は何も悪いことをしていなかった。彼(ウォルトン)は狙ったところに高確率でサービスを打ち込み、本当にいいプレーをしていたと思う」とオジェ アリアシムは試合を振り返った。

「苦戦を強いられたよ。彼はあまりミスをしないから一筋縄ではいかなかった。でもうまく対応できてよかったし、このような試合をストレートで勝ち抜けたのはポジティブなことだ」

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日は予選を勝ち上がった3人の地元アメリカ勢がプレーしたが、いずれも初戦敗退に終わった。

 アレハンドロ・タビロ(チリ)がブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-4 3-6 6-3で振りきり、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)がアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-3 6-2で下し、予選勝者のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)はエミリオ・ナバ(アメリカ)を6-3 7-6(4)で退けた。

 そのほかの試合ではラスロ・ジェレ(セルビア)、ロマン・サフィウリン(ロシア)、セバスチャン・オフナー(オーストリア)、ダニエル・エバンズ(イギリス)、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、ガエル・モンフィス(フランス)、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、ヤニック・ハンフマン(ドイツ)、アレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のマルティン・ランダルーセ(スペイン)、クォン・スンウ(韓国)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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