伊藤竜馬が今季限りでの現役引退を表明「大好きで始めたテニスを最後まで楽しみたいと思います!」

写真は2020年オーストラリアン・オープンでの伊藤竜馬(興洋海運)(Getty Images)


 男子テニス元世界ランク60位の伊藤竜馬(興洋海運)が自身のインスタグラムを更新し、今季限りでの現役引退を発表した。

 昨年から望月慎太郎(木下グループ)のコーチとしても活動している35歳の伊藤はインスタグラムを通して「今シーズンを持ちまして選手生活に終止符を打ち引退する事を決断をいたしました」と報告し、「18歳の冬からプロになりそこから目標に向かって18年間戦い続けてきました!今はとにかく最後の目標に向けて努力していきます!」とコメントした。

「目標は全日本選手権で上位に行けるように身体をフィットさせて戦う事!!!そして、出られる大会を全力で頑張り全力で楽しみ現役を終えること!大好きで始めたテニスを最後まで楽しみたいと思います!」

「最後の大会はまたご報告いたします。もちろんコーチとしても慎太郎と全力で駆け抜けていきます!」

 三重県いなべ市出身の伊藤は2006年12月にプロ入りし、グランドスラム本戦に13回(全豪6回、全仏2回、ウインブルドン2回、全米3回)出場してシングルスで4勝を挙げた。

 2013年と18年に全日本テニス選手権で優勝を飾った伊藤は日本代表選手としてもデビスカップでシングルス7勝7敗&ダブルス1勝5敗の戦績を残し、2012年にはロンドン五輪に出場(シングルス1回戦敗退)した。

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写真◎Getty Images

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