“Semis?? Clay???”シェルトンがツアーレベルのクレーコート大会で初の準決勝進出 [US男子クレーコート選手権]

写真はベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Fayez Sarofim & Co. US男子クレーコート選手権」(ATP250/アメリカ・テキサス州ヒューストン/4月1~7日/賞金総額74万2350ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)がブランドン・ナカシマ(アメリカ)との地元勢対決を7-5 7-6(9)で制し、ツアーレベルのクレーコート大会で初のベスト4進出を決めた。

 7度のブレークポイントをセーブした末に6-5から初めて相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したシェルトンは第2セット5-4からのレシーブゲームで15-40のチャンスをものにすることができなかったが、もつれ込んだタイブレークで2つのセットポイントを凌いだあと迎えた5度目のマッチポイントでセンターへのサービスエースを決めて2時間13分で競り勝った。

「ブランドンのサービスやプレーぶりを考えれば、今日は間違いなく簡単な試合じゃなかった。彼に苦戦を強いられたし、あのタイブレークでは明らかにプレッシャーを感じていた」とシェルトンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「でも乗り越えることができて本当にうれしいし、今日は観客の皆さんがかなり助けてくれたと思う。本当に感謝しているよ」

 オンコートインタビューを終えたシェルトンはスタッフからペンを渡され、テレビカメラのレンズに「Semis?? Clay???」と書いた。

 シェルトンは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したマイケル・モー(アメリカ)が3-6 1-0とリードされた時点で左脚のケガを理由に棄権したため勝ち上がった第4シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、フランシス・ティアフォー(アメリカ)とルチアーノ・ダルデリ(イタリア)の顔合わせとなった。ディフェンディング・チャンピオンのティアフォーが第5シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を7-6(8) 6-4で倒し、ダルデリは第7シードのマルコス・ギロン(アメリカ)を6-0 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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