ベレッティーニがケガから復帰後のツアー2戦目で決勝に進出「今週で一番厳しい試合だった」 [ハッサン2世グランプリ]

写真は2023年ロレックス・モンテカルロ・マスターズでのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/4月1~7日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で元世界ランク6位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第7シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)に6-7(4) 6-3 6-2で逆転勝利をおさめ、ケガから復帰後の初優勝に王手をかけた。

 3-5から巻き返したベレッティーニはタイブレークの末に第1セットを落としたが、第2セット以降はすべて自分のサービスゲームをキープして2度ずつブレークに成功して2時間42分で勝利をもぎ取った。

「3時間近く戦ったからかなり疲れているけど、本当に幸せだ。間違いなく今週で一番厳しい試合だったと思う。非常に安定した試合をした彼(ナボーネ)を称えたい」とベレッティーニは試合後のオンコートインタビューで語った。

「観客の皆さんに凄く助けられた。素晴らしい応援だった。少し疲れているけど、明日の決勝を楽しみにしているよ」

 ケガから復帰後のツアー2戦目に臨んでいるベレッティーニは世界ランクを135位まで落としているが、決勝に進出した時点でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで95位に浮上した。

 2022年6月のロンドン以来となるツアー8勝目を目指すは決勝で、パベル・コトフ(ロシア)を6-4 6-2で破って勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦する。

 ダブルスは決勝が行われ、今大会で初めてペアを組んだ第4シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)が第2シードのアレクサンダー・エルラー/ルーカス・ミードラー(ともにオーストリア)を3-6 6-4 [10-4]で倒してタイトルを獲得した。

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写真◎Getty Images

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