前年覇者ルブレフが初戦で敗れる番狂わせ、ポプリンが今季初のトップ10撃破 [モンテカルロ・マスターズ]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月7~14日/賞金総額664万2938ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)に4-6 4-6で敗れる番狂わせが起きた。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ディフェンディング・チャンピオンのルブレフはこの試合が今季のクレーコート初戦だった。

 第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したポプリンは第2セット1-3とリードを許したが、直後に追いついたあと3-4から最後の3ゲームを連取して1時間40分で今季初(キャリア6度目)の対トップ10勝利を挙げた。

「初めてセンターコートに立つことができて楽しかった。今年最初のクレーコート大会だし、昨年のクレーコートではいい思い出(7月のウマグで優勝)がある。本当に心地よくプレーできているし、好調で自信に満ちたディフェンディング・チャンピオンに勝ててうれしいよ。素晴らしい試合だった」とポプリンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼(ルブレフ)に同じボールを与えないようにしようと考えていた。リズムを掴まれると彼は恐らく最高のベースラインプレーヤーだ。だから僕は高さやスピンを使ってペースを変えようと心掛け、今日はそれがうまくいったと思う」

 ルブレフは昨年の同大会でATPマスターズ1000大会における初タイトルを獲得したが、この日は13本のアンフォーストエラーを犯すなど最高のテニスを発揮することができず2週間前に終了したマイアミに続いて初戦敗退を喫した。

 ポプリンは次のラウンドで、タロン・グリークスプア(オランダ)を2-6 6-2 6-3で破って勝ち上がった第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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