ファイナルズ予選「日本対カザフスタン」の組み合わせが決定、大坂なおみは第2試合でプティンセバと対戦 [ビリージーンキングカップ]
女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ」ファイナルズ予選「日本対カザフスタン」(4月12、13日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)の組み合わせ抽選が4月11日(木)に行われ、日本はシングルスが日比野菜緒(ブラス:単79位)と大坂なおみ(フリー:単193位)、ダブルスは青山修子(近藤乳業:複20位)と柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複21位)を起用した。
対するカザフスタンはシングルスにユリア・プティンセバ(単50位)とアンナ・ダニリナ(単939位)、ダブルスにはダニリナ(複54位)とジベック・クランバエワ(複142位)の布陣で臨む。
抽選の結果により初日のシングルスは第1試合が日比野とダニリナ、第2試合は大坂とプティンセバが対戦する。2日目は対戦相手を入れ替えたシングルス2試合のあと、ダブルス1試合が行われる予定となっている。ただし、出場選手はビリージーンキングカップのルールに基づき変更される可能性がある。
昨年のアジア・オセアニア地区グループⅠ(4月11~15日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)で2年連続全勝優勝を飾った日本は、プレーオフ(11月10、11日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)でコロンビアを3勝2敗で下してファイナルズ予選進出を決めていた。
カザフスタンは2023年ファイナルズ予選(4月14、15日/カザフスタン・アスタナ/室内クレーコート)でポーランドを3勝1敗で破ってファイナルズ(スペイン・アンダルシア州セビリア/11月7~12日/室内ハードコート)に進出したが、1勝1敗(グループB)でグループステージ敗退に終わっていた。
両国は過去5戦して4勝1敗で日本がリードおり、最後に対決した2018年2月のアジア・オセアニアグループ1部(インド・ニューデリー/ハードコート)決勝では日本が2勝1敗で勝っている。
ビリージーンキングカップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
16ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が同年のファイナルズに進出し、敗れた8ヵ国はプレーオフに回る。
※世界ランクは4月8日付
ビリージーンキングカップ◎ファイナルズ予選|日本 vs カザフスタン
第1日:4月12日(金)|14時00分~
第1試合 日比野菜緒(ブラス:単79位)vs アンナ・ダニリナ(単939位)
第2試合 大坂なおみ(フリー:単193位)vs ユリア・プティンセバ(単50位)
第2日:4月13日(土)|13時00分~
第3試合 日比野菜緒(ブラス:単79位)vs ユリア・プティンセバ(単50位)
第4試合 大坂なおみ(フリー:単193位)vs アンナ・ダニリナ(単939位)
第5試合 青山修子(近藤乳業:複20位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複21位)vs アンナ・ダニリナ(複54位)/ジベック・クランバエワ(複142位)
※オーダーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり
写真◎Getty Images
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