ルバキナがコスチュクを下して今季3勝目「私は常に自分を信じている」 [WTAシュツットガルト]

写真は今季3勝目を挙げたエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月15~21日/賞金総額92万2573ドル/室内クレーコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-2 6-2で下して今季3勝目を挙げた。

 24歳のルバキナがツアーレベルでタイトルを獲得したのは、2月のアブダビ以来でキャリア8度目(準優勝11回)となる。ルバキナは今季のマッチ26勝目(4敗)を挙げ、女子ツアー最多(26勝4敗:ビリージーンキングカップを含む)のイガ・シフィオンテク(ポーランド)に並んだ。

 安定したサービスゲームを展開したルバキナは第2セットで直面した3度のブレークポイントをすべてセーブし、各セットで2度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間9分で快勝した。

「もちろん私は常に自分を信じているけど、それは私だけに依存している訳じゃないの。素晴らしい選手がたくさんいるし、手強い相手もいる。でも自分がフレッシュで体調がよく健康でいれば自分のテニスができるし、もちろんグランドスラム大会でどのサーフェスでも勝つチャンスがあるとわかっている」とルバキナは試合後にコメントした。

「最初から集中しなければならないことはわかっていたし、イガとの試合と比べると大きな違いがあった。マルタは前に出て早いタイミングでボールをとらえようとしてくるし、動きもいい。それでもスピードが違うし、私は焦らず角度のあるショットでオープンコートを作ろうと心掛けていた」

 敗れはしたが今週の活躍で世界ランク自己最高の21位に浮上することが確実となったコスチュクは、「今日は明らかに緊張していた。この試合に凄く勝ちたかったから。いろいろなことが重なって、自分で耐えきれなかったのかもしれない」と悔しさを滲ませた。

 引き続き行われたダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだチャン・ハオチン(台湾)/ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)がウルリカ・エイケリ(ノルウェー)/イングリッド・ニール(エストニア)とのノーシード対決を4-6 6-3 [10-2]で制して優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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