ストルフが母国ドイツでシングルスのツアー初優勝、33歳11ヵ月での達成はATP史上3番目の年長記録「最高の気分」 [BMWオープン]

写真は母国ドイツでシングルスのツアー初優勝を飾ったヤン レナード・ストルフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BMWオープン」(ATP250/ドイツ・バイエルン州ミュンヘン/4月17~23日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第4シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-5 6-3で倒して地元優勝を飾った。

 33歳のストルフがATPツアーの同種目で決勝に進出したのは4度目だったが、初勝利を挙げた。同大会では2021年にも決勝に進出したが、ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)に4-6 6-7(5)で敗れていた。

 4-5から3つのセットポイントを凌いだ末に3ゲームを連取して第1セットを先取したストルフは第2セット5-2からラブゲームでサービスダウンを喫したが、直後に5度目のブレークに成功して1時間19分で歓喜の瞬間を迎えた。

「素晴らしい気分だし、母国でやってのけるなんて本当に信じられない」とストルフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「かなり長い間待っていた。僕は33歳で、長くツアーでプレーしてきた。(シングルスの)ツアー初優勝をここドイツで飾れるなんてとにかく最高の気分だよ」

 33歳11ヵ月でのツアー初優勝は、1990年のATPツアー創設以来3番目の年長記録となる。

 引き続き行われたダブルス決勝では、ユキ・バンブリ(インド)/アルバーノ・オリベッティ(フランス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアンドレアス・ミース(ドイツ)/ストルフに7-6(6) 7-6(5)で競り勝ち同ペアでの初タイトルを獲得した。


ATP史上3番目の年長記録となる33歳11ヵ月でツアー初優勝を飾ったヤン レナード・ストルフ(ドイツ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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