フィリピンの星、18歳エアラがツレンコを倒してWTA1000大会初勝利 [マドリッド・オープン]
WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額877万480ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で18歳のアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)が1セットダウンを克服してレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を2-6 6-4 6-4で倒し、WTA1000大会での初勝利を挙げた。
2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたエアラはワンブレーク差で第2セットを取り返し、第3セット3-4ダウンから最後の3ゲームを連取して2時間20分でキャリア最大の勝利を挙げた。世界ランク41位のツレンコは、エアラがこれまでの勝った最高位の選手となる。
13歳のときからマヨルカ島のラファ・ナダル・アカデミーで腕を磨いているエアラは、3年連続で同大会のワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得した。初参戦だった2022年に予選1回戦でダブルベーグル(0-6 0-6)を喫したエアラは昨年の大会で本戦デビューを飾ったが、初戦敗退に終わっていた。
世界ランク170位のエアラは次のラウンドで、第27シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
そのほかの試合ではアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、アランチャ・ラス(オランダ)、ワン・シユ(中国)、ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)、タチアナ・マリア(ドイツ)、アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)が2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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