シフィオンテクが屋根の閉じたセンターコートでシルステアを退け4回戦へ「このようなコンディションでもいいプレーができるとわかっていた」 [マドリッド・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額877万480ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第27シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-1 6-1で退けベスト16に進出した。

 屋根を閉じたセンターコートで立ち上がりから5ゲームを連取したシフィオンテクは第6ゲームでサービスダウンを喫した直後に相手のサービスゲームを破って第1セットを先取し、第2セット1-1から最後の5ゲームを連取して1時間18分で快勝した。

「実は試合が始まる前に屋根が開くのか閉じた状態なのかはっきり知らなかったの。15分ほど前に知らされたわ。天気予報がどうなるか調べていたみたいね」とシフィオンテクは試合後に明かした。

「両方のシナリオに対応する準備はできていたけど、今日の天候は少し2020年のロラン・ギャロスみたいか感じがしていたわ。それに私はこのようなコンディションでもいいプレーができるとわかっていた」

 世界ナンバーワンとしての100週目を迎えているシフィオンテクは次のラウンドで、第23シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-6(0) 6-3で破って勝ち上がったサラ・ソリベス トルモ(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、2022年大会チャンピオンで第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第9シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第11シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が16強入りを決めた。

 第15シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第19シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)、第31シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)、第32シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)はそれぞれシード対決に敗れた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではガウフがキーズと、サカーリがアダッド マイアと、ジャバーはオスタペンコと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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