チチパスとの破局を公表したバドーサがアンドレエワを退け好スタート「感情的にここ数日は簡単じゃなかった」 [イタリア国際]

写真はパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)が17歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)を6-2 6-3で下して好スタートを切った。

 2度サービスダウンを喫しながらも相手のサービスゲームをすべて破って第1セットを先取したバドーサは、第2セット第2ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間34分で快勝した。

 2023年WTAアワードで最優秀新人賞に選ばれたアンドレエワは大会初出場だったが、ほろ苦いデビュー戦となった。

 昨年の同大会で8強入りしたバドーサはそのあと背中のケガに苦しみ、長期離脱を経て1月のアデレードで復帰したが今季ここまで9大会でプレーして6勝9敗と苦戦が続いている。

 数日前に昨年5月から付き合い始めたステファノス・チチパス(ギリシャ)との関係に終止符を打ったと発表したバドーサは、「感情的にここ数日は簡単じゃなかったけど、私は強い人間だからできる限りすべてに対処しようとしている」と試合後にコメントした。

「お互いにうまくいっているときは関係も素晴らしかった。でも私たちはそれぞれ自分のキャリアややるべきことがあり、別々の道に進むほうがいいこともある」

 バドーサは次のラウンドで、第21シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合ではユリア・プティンセバ(カザフスタン)、ワン・シンユー(中国)、マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)、ディアナ・シュナイダー(ロシア)、アナ・ボグダン(ルーマニア)、カミラ・オソリオ(コロンビア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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