シフィオンテクが10度のブレークポイントをすべて凌いでキーズに快勝、準決勝はガウフと対決「これまでのローマで最高の日だった」 [イタリア国際]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-3で下してベスト4進出を決めた。

 オープニングゲームをブレークしたシフィオンテクは2-1から4ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セット2-1から相手のサービスゲームを破ったリードを最後まで守りきって1時間16分で快勝した。

 ふたりは前週にマドリッドの準決勝で顔を合わせており、そのときもシフィオンテクが6-1 6-3で勝っていた。シフィオンテクは第1セットで3度、第2セットで7度ブレークポイントに直面しながらすべてセーブした。

 マドリッドで今季3勝目を挙げて今大会を迎えている22歳のシフィオンテクは、連勝を「10」に伸ばした。マドリッドとローマを連続で制した女子選手は、2009年のディナラ・サフィーナ(ロシア)と13年のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のみとなっている。

「今日は本当に調子がよかった。厳しい場面では1ポイントか2ポイントですべてが変わる可能性があるから、いいサービスが打ててよかった。ゲームの中で互角だったときにサービスだけで2ポイント取れたときもあったしね。私の試合でそんなことが起こるのは滅多にないから、その部分で今日はいい日だった」とシフィオンテクは試合を振り返った。

「プレーがよくなっていると感じているから、自分を誇りに思う。間違いなくこれまでのローマで最高の日だったわ」

 2021年&22年大会チャンピオンのシフィオンテクは次のラウンドで、第7シードのジェン・チンウェン(中国)を7-6(4) 6-1で破って勝ち上がった第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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