ジョコビッチがジュネーブのワイルドカードを獲得、フレンチ・オープン前週の大会出場は3年ぶり

写真はBNLイタリア国際でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がATPツアー公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月19~25日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)からワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り、今季のクレーコート3大会目に臨むことになった。

 今シーズンのジョコビッチはここまで5大会でプレーして2度のベスト4が最高成績で、12勝5敗と例年と比べると低調な成績が続いている。現在開催中のマドリッド(ATP1000/クレーコート)では初戦を突破したが、3回戦で第29シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)に2-6 3-6で完敗を喫していた。

 ジョコビッチがグランドスラム開幕の前週に公式戦でプレーするのは、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)前に母国でタイトルを獲得した2021年5月のベオグラード(ATP250/クレーコート)以来となる。

 そのときは続くフレンチ・オープンでも決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-7(6) 2-6 6-3 6-2 6-4で倒して2度目の栄冠に輝き、『ダブルグランドスラム(四大大会2回以上制覇)』の偉業を達成していた。

 同大会に初出場となるジョコビッチは第1シードのため1回戦がBYEで免除されており、初戦となる2回戦でヤニック・ハンフマン(ドイツ)とワイルドカードで出場したアンディ・マレー(イギリス)の勝者と対戦する予定になっている。

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写真◎Getty Images

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