ユアン・ユエとブリンコワのトップ2シードが揃って初戦で敗れる番狂わせ [WTAラバト]

写真はマイアミ・オープンでのユアン・ユエ(中国)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」(WTA250/モロッコ・ラバト/5月19~25日/賞金総額26万7082ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、トップ2シードが揃って敗れる番狂わせが起きた。

 ラウラ・シグムンド(ドイツ)が第2シードのアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-1 7-6(4)で振りきり、予選を勝ち上がってきた世界ランク294位のカミラ・ロザテロ(イタリア)は第1シードのユアン・ユエ(中国)に7-6(7) 1-6 6-4で競り勝った。

 2回戦ではシグムンドがカミラ・オソリオ(コロンビア)と、ロザテロはカミラ・ラヒモワ(ロシア)と対戦する。

 オソリオは3-6 6-4 4-0とリードした時点でケイレンを起こしたエリナ・アバネシアン(ロシア)が棄権し、ラヒモワも立ち上がりに2ゲームを連取したあとの第3ゲーム途中でテイラー・タウンゼント(アメリカ)が右足首を痛めてリタイアしたため勝ち上がっていた。

 そのほかの試合では第6シードのワン・シユ(中国)、第7シードのエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)、ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)、ペイトン・スターンズ(アメリカ)、バイ・ジュオシャン(中国)が2回戦に駒を進めた。

 本戦は日曜日から始まっており、初日のシングルスでは第3シードのサラ・ソリベス トルモ(スペイン)とラヒモワが初戦を突破していた。

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写真◎Getty Images

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