ブロンゼッティが2度目のツアー決勝で初タイトルを獲得 [WTAラバト]

写真はBNPパリバ・オープンでのルチア・ブロンゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」(WTA250/モロッコ・ラバト/5月21~27日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)がユリア・グラベール(オーストリア)とのノーシード対決を6-4 5-7 7-5で制してツアー初タイトルを獲得した。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したブロンゼッティは第2セット5-4からサービスゲームを迎えたが、そこからグラベールが3ゲームを連取してセットオールに追いついた。第3セットは1-3から巻き返したブロンゼッティが5-4からふたたびサービング・フォー・ザ・チャピオンシップを迎えながらキープできなかったが、最後の2ゲームを取って2時間48分の激闘に終止符を打った。

 両者がこれが3度目の対戦だったが、ブロンゼッティが2勝1敗と勝ち越した。直近では2021年4月にベッリンツォーナ(W60/クレーコート)の決勝で顔を合わせ、グラベールが6-2 6-3で勝っていた。

 24歳のブロンゼッティは昨年7月にパレルモ(WTA250/クレーコート)で決勝進出を果たしたが、イリア カメリア・ベグ(ルーマニア)に2-6 2-6で敗れて準優勝に終わっていた。

 今大会でのブロンゼッティは1回戦でレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を6-4 7-6(4)で、2回戦で第8シードのタチアナ・マリア(ドイツ)を6-7(1) 6-4 7-5で、準々決勝で第4シードのアリシア・パークス(アメリカ)を6-2 6-0で、準決勝では第2シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-1 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 昨シーズンにトップ100デビューした26歳のグラベールはシングルスでWTA125シリーズ1勝とITFツアー11勝を挙げているが、WTAツアーでは昨年4月にイスタンブール(WTA250/クレーコート)で8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

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写真◎Getty Images

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