地元フランス勢トップのガルシアが逆転勝利で1回戦をクリア [フレンチ・オープン]

写真はカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第21シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が予選勝者のエバ・リーズ(ドイツ)に4-6 7-5 6-2で逆転勝利をおさめた。試合時間は2時間12分。

 同大会に15年連続出場(2010年の予選敗退を含む)となる30歳のガルシアは、2017年のベスト8がこれまでの最高成績。過去最高の第5シードとして臨んだ昨年は、2回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)に6-4 3-6 5-7で惜敗していた。

 今年もペアを組む予定のガルシアとクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)のダブルスは過去12戦全勝で、2016年と22年に地元優勝を飾っている。

 ガルシアは次のラウンドで、ラウラ・シグムンド(ドイツ)を4-6 6-2 6-2で破って勝ち上がったソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合ではワン・シンユー(中国)、ワン・シユ(中国)、クララ・タウソン(デンマーク)、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)に加え、ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)、オルガ・ダニロビッチ(セルビア)、タマラ・ジダンセク(スロベニア)の予選勝者3人とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクロエ・パケ(フランス)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 2021年大会チャンピオンで第24シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)はゴルビッチに6-7(3) 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会初日◎5月26日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○10ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)7-6(3) 6-4 ●9バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[24]

○13ワン・シンユー(中国)0-6 6-2 6-4 ●14ユレ・ニーマイヤー(ドイツ)[Q]

○19オルガ・ダニロビッチ(セルビア)[Q] 6-1 6-2 ●20マルチナ・トレビザン(イタリア)

○27クロエ・パケ(フランス)[WC] 6-3 6-1 ●28ディアナ・シュナイダー(ロシア)

○29ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)[Q] 7-6(4) 6-2 ●30アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)

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○36タマラ・ジダンセク(スロベニア)[Q] 6-2 2-6 6-1 ●35アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)

○44アマンダ・アニシモワ(アメリカ)7-6(6) 6-4 ●43レベッカ・スランコバ(スロバキア)[Q]

○52クララ・タウソン(デンマーク)6-2 6-3 ●51タチアナ・マリア(ドイツ)

○56カロリーヌ・ガルシア(フランス)[21] 4-6 7-5 6-2 ●55エバ・リーズ(ドイツ)[Q]

○59ワン・シユ(中国)7-5 6-7(4) 6-3 ●60バイ・ジュオシャン(中国)

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写真◎Getty Images

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