アルカラスがコルダを倒してグランドスラム出場8大会連続4回戦進出「これが求めていたもの」 [フレンチ・オープン]

写真はグランドスラム出場8大会連続となる4回戦進出を決めたカルロス・アルカラス(スペイン/手前)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-4 7-6(5) 6-3で退けベスト16に進出した。

 競り合いながらも要所をおさえて2セットを連取したアルカラスは、第3セット第4ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって2時間39分でグランドスラム出場8大会連続となる16強入りを決めた。

 ふたりは2年前の同大会でも3回戦で対決し、直近のモンテカルロ2回戦で敗れていたアルカラスがコルダに6-4 6-4 6-2で勝って雪辱していた。

 2021年大会3回戦で当時世界ランク42位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に敗れて以来、アルカラスはトップ20位以下の選手に対して34勝0敗の戦績を誇っている。

 3月にインディアンウェルズで今季初タイトルを獲得したアルカラスはヨーロッパのクレーコートシーズンに入ると右腕のケガに悩まされ、前哨戦はマドリッドにしか出場せず3勝1敗の戦績で今大会を迎えている。

「本当にいい試合だった。前の試合よりもずっといいプレーができたと思う。これが求めていたものだ。ラリーに入り込んでいいポイントをプレーし、コートで自分らしさを感じることが本当にうまくできたと思う」とアルカラスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「自分のスキルはわかっているけど、セバスチャンは素晴らしい選手でとてもクリーンに切れのよいショットを打ち込んでくる。彼と対戦するのは難しく、僕は左右にたくさん走らなければならなかった」

 アルカラスは次のラウンドで、第15シードのベン・シェルトン(アメリカ)と第21シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)の勝者と対戦する。この試合は第3ゲームでブレークに成功したオジェ アリアシムが第1セット5-4からサービング・フォー・ザ・セットを迎えたが、雨により順延となった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles