サバレンカが親友バドーサに勝利、女子シングルスのベスト16が出揃う [フレンチ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が元世界ランク2位で親友でもあるパウラ・バドーサ(スペイン)を7-5 6-1で下してベスト16に進出した。試合時間は1時間17分。

 同大会に7年連続出場となる26歳のサバレンカは第2シードで臨んだ昨年の大会で初めて3回戦を突破し、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)に対する準決勝でマッチポイントを凌がれた末に6-7(5) 7-6(5) 5-7で惜敗したが自己最高のベスト4をマークした。

 1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で2連覇を達成したサバレンカはクレーコートの前哨戦3大会でプレーして11勝3敗の戦績を残し、いずれもイガ・シフィオンテク(ポーランド)に敗れはしたがWTA1000大会のマドリッドとローマで準優勝を飾った。

 サバレンカは次のラウンドで、第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)との同胞対決を7-6(5) 7-6(3)で制して勝ち上がった第22シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。両者は3月にインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)の4回戦で一度対決しており、ナバーロが6-3 3-6 6-2で勝っている。

 そのほかの試合では第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第15シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、17歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)、エリナ・アバネシアン(ロシア)、バルバラ・グラチェワ(フランス)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 ボトムハーフ(ドローの下半分)の4回戦ではルバキナがスビトリーナと、パオリーニがアバネシアンと、アンドレエワはグラチェワと顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会7日目◎6月1日|主な試合結果

女子シングルス3回戦

○70エリナ・アバネシアン(ロシア)3-6 6-3 7-6(10-6) ●65ジェン・チンウェン(中国)[7]

○80ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[12] 6-1 3-6 6-0 ●75ビアンカ・アンドレスク(カナダ)

○81エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[15] 7-5 6-2 ●86アナ・ボグダン(ルーマニア)

○96エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[4] 6-4 6-2 ●89エリース・メルテンス(ベルギー)[25]

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○98バルバラ・グラチェワ(フランス)7-5 6-3 ●102イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)

○107ミルラ・アンドレエワ(ロシア)6-2 6-1 ●110ペイトン・スターンズ(アメリカ)

○120エマ・ナバーロ(アメリカ)[22] 7-6(5) 7-6(3) ●113マディソン・キーズ(アメリカ)[14]

○128アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2] 7-5 6-1 ●122パウラ・バドーサ(スペイン)

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写真◎Getty Images

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