サバレンカが親友バドーサを退けセカンドウィークへ「試合中は相手のほうを見ないようにした」 [フレンチ・オープン]

写真は試合を終えてお互いの健闘を称え合うアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ/右)とパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が元世界ランク2位で親友でもあるパウラ・バドーサ(スペイン)を7-5 6-1で下してベスト16に進出した。

 7回もサービスダウンのある乱戦となった第1セットを3-5から4ゲームを連取して先取したサバレンカは第2セットも4-0とリードし、最後に7度目のブレークに成功して1時間17分で試合を締めくくった。

「親友と対戦するのは難しい。彼女(バドーサ)は素晴らしい選手でケガからの復帰に取り組んでいるけど、私はもう少しでトップに返り咲いてくると確信している」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「とても厳しいけど、コートでは敵同士だから切り離して考えなくてはならない。試合中は相手のほうを見ないようにして、とにかく自分自身に集中して最高のプレーをしようと心掛けているの」

 今大会でプレーした3試合でドロップショットのウィナーを11回決めているサバレンカは、「選択肢が多いと考え過ぎてしまい、かえってプレーが複雑になってしまうこともある。でも今日はあまり考え過ぎず、感じるままに試合をしていた。自分を信じていけると思ったらすべて狙いにいったわ」と話した。

 サバレンカは次のラウンドで、第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)との同胞対決を7-6(5) 7-6(3)で制して勝ち上がった第22シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。両者は3月にインディアンウェルズの4回戦で一度対決しており、ナバーロが6-3 3-6 6-2で勝っている。

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写真◎Getty Images

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