ジャバーが元ジュニア世界1位タウソンを倒して昨年に続く準々決勝進出 [フレンチ・オープン]

写真はオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がクララ・タウソン(デンマーク)を6-4 6-4で倒してベスト8に進出した。試合時間は1時間35分。

 同大会に8年連続10度目の出場(2012年、14年、18年の予選敗退含む)となる29歳のジャバーは第7シードで臨んだ昨年の大会で初めて4回戦を突破したが、準々決勝でベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に6-3 6-7(5) 1-6で逆転負けを喫していた。

 両者は今回が初顔合わせ。敗れはしたが元ジュニア世界ランク1位で21歳のタウソンは、11回目のグランドスラム本戦で自己最高成績をマークした。

 2017年から抱えている膝のケガが完治しないままシーズンをスタートしたジャバーは最初の7大会で4大会連続初戦敗退を喫するなど3勝しかできず苦しい時期を過ごし、前哨戦のマドリッド(WTA1000/クレーコート)で8強入りしたが6勝9敗の戦績で今大会を迎えている。

 今大会でのジャバーは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)を6-3 6-2で、2回戦でカミラ・オソリオ(コロンビア)を6-3 1-6 6-3で、3回戦では第31シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-4 7-6(5)で破って16強入りを決めていた。

 ジャバーは次のラウンドで、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは4回戦で、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)を6-1 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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