好調ガウフが1セットも落とさず4年連続のベスト8進出 [フレンチ・オープン]

写真は4試合連続ストレート勝利で8強入りを決めたココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)がエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)を6-1 6-2で下して4年連続となるベスト8進出を決めた。

 立ち上がりから5ゲームを連取して1ゲームしか落とさず第1セットを先取したガウフは第2セット1-0からブレークバックを許したが、直後にふたたびリードを奪うと3-2から更に突き放して60分で快勝した。

「今週は状況をうまくコントロールしていいプレーができていると思う。コートは遅くて蒸し暑いし、間違いなくプレーするには厳しいコンディションだと思う。天気のせいでテンションが上がらないのは当然かもしれない。今週のロラン・ギャロスは今までとは少し違っていたわ」とガウフは試合後にコメントした。

 フランスのニースにあるムラトグルー・アカデミーで定期的に練習してきたガウフはクレーコートでのフットワークについて、「間違いなく練習のおかげね。10歳の頃からクレーコートで練習できたのは幸運だった。アメリカ人にとっては珍しいことだから。特にクレイジーなドロップショットに対してスライドするのが好きなの。自分でも驚くことがあるわ」と話した。

 ここまでの4試合でまた1セットも落としていないガウフは次のラウンドで、元ジュニア世界ランク1位のクララ・タウソン(デンマーク)を6-4 6-4で破って勝ち上がった第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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