シフィオンテクが3年連続4度目の優勝に王手、ガウフに異なるラウンドで3年連続ストレート勝利 [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-2 6-4で下して3年連続4度目の優勝に王手をかけた。

 立ち上がりから主導権を握って第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット1-3から5-3と逆転して迎えたレシーブゲームでマッチポイントを2本凌がれたが、続くサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間37分で試合を締めくくった。

 同大会に6年連続出場となる23歳のシフィオンテクは、これまでに3度(2020年、22~23年)タイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとしてトップシードで臨んだ昨年は、決勝でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-2 5-7 6-4で倒して2連覇を達成した。

 前哨戦のマドリッドとローマ(ともにWTA1000/クレーコート)を連続で制して今大会を迎えているシフィオンテクは、連勝を「18」に伸ばした。

 この結果でシフィオンテクは、ガウフとの対戦成績を11勝1敗とした。全仏では異なるラウンドで3年連続の対決となったが、2022年決勝と昨年の準々決勝でもシフィオンテクがストレートで勝っていた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦で予選勝者のレオリア・ジャンジャン(フランス)を6-1 6-2で、2回戦で元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)を7-6(1) 1-6 7-5で、3回戦でマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-4 6-2で、4回戦でアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-0 6-0で、準々決勝では2019年大会ファイナリストで第5シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-0 6-2で破って4強入りを決めていた。

 シフィオンテクは準決勝で、第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と17歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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