ドレイパーが2年ぶりのグラスコートシーズンを勝利でスタート「戻ってくることができてよかった」 [ATPシュツットガルト]

写真は2022年ロスシー国際でのジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月10~16日/賞金総額81万2235ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第6シードのジャック・ドレイパー(イギリス)がセバスチャン・オフナー(オーストリア)に7-6(4) 7-6(5)で競り勝ち今年のグラスコートシーズンをスタートした。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したドレイパーは第2セット第5ゲームで先にサービスダウンを喫したが、4-5からブレークバックに成功するとふたたびもつれ込んだタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントをワイドへのサービスエースでものにして1時間38分で勝利を決めた。

 ケガにより昨年のグラスコートシーズンでプレーできなかったドレイパーがイギリス国外の芝大会でプレーしたのは今回が初めてだが、同サーフェスで2022年6月のイーストボーンで4強入りするなどこの勝利を含めてツアーレベルで8勝5敗の戦績を残している。

「本当にいい試合だったと思う。僕たちはお互いにクリーンなテニスをしたと思うし、2人とも本当にうまくやっていた。いい戦いができたと思うし、勝つことができてうれしいよ。グラスコートに戻ってくることができたこともよかった」とドレイパーは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ドレイパーは次のラウンドで、マルコス・ギロン(アメリカ)と元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではドミニク・コプファー(ドイツ)が2つのマッチポイントを凌いだ末にジャン・ジジェン(中国)を4-6 7-6(5) 7-6(6)で倒し、ヤニック・ハンフマン(ドイツ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したヘンリー・スクワイア(ドイツ)との地元勢対決を6-3 6-3で制し、ワイルドカードを得て参戦したハマド・メジェドビッチ(セルビア)はファビアン・マロジャン(ハンガリー)に6-7(3) 6-1 6-4で逆転勝利をおさめてそれぞれ2回戦に駒を進めた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles