前年の準優勝者クレイチコバがダートを下してベスト8に進出 [WTAバーミンガム]
WTAツアー公式戦「ロスシー・クラシック」(WTA250/イギリス・ウェストミッドランズ州バーミンガム/6月17~23日/賞金総額26万7082ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したハリエット・ダート(イギリス)を6-3 6-4で下して8強入りを決めた。
第6ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したクレイチコバは第2セット5-2から一度だけサービスダウンを喫したが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間28分で試合を締めくくった。
2月のアブダビ(WTA500/ハードコート)で準々決勝敗退に終わったあと背中のケガで戦線離脱を余儀なくされたクレイチコバは4月のシュツットガルト(WTA500/室内クレーコート)で復帰したが、クレーコートシーズンではシングルス未勝利に終わっていた。
前年の大会で準優勝を飾ったクレイチコバは次のラウンドで、前日にルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-3 7-5で破って勝ち上がった第7シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と対戦する。
そのほかの試合ではユリア・プティンセバ(カザフスタン)がアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-3 6-0で退け、ディアナ・シュナイダー(ロシア)が第8シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を7-6(5) 6-3で倒し、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)は6-3 3-0とリードした時点で第5シードのエリース・メルテンス(ベルギー)が棄権したため勝利が決まり、ベスト8がで襲った。
準々決勝ではプティンセバがドラハイドと、シュナイダーはエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)と顔を合わせる。
写真◎Getty Images
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