モンフィスが今季2度目の4強入り、ジャブはNCAAチャンピオン対決でシェルトンを倒す番狂わせ [マヨルカ選手権]

写真はガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月23~29日/賞金総額100万5340ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第6シードのガエル・モンフィス(フランス)がロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に6-3 4-6 6-4で競り勝ちベスト4進出を決めた。

 第2ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したモンフィスは第2セット4-2から4ゲームを連取されてセットオールに追いつかれたが、第3セット4-2から4-4とされたあと最後の2ゲームを連取して2時間32分で勝利をもぎ取った。

 サービング・フォー・ザ・マッチは競り合いとなったが、モンフィスが5度目のマッチポイントで15本目のサービスエースを決めて試合を締めくくった。

「非常に厳しい戦いだった。ロベルトは素晴らしい戦士だ」とモンフィスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼が挽回した第2セットでも僕はブレークして4-3でリードしていたけど、そこから彼は本当に安定したいいプレーをした。最後は緊張感が漂っていたと思う。観客が2人を応援したくれたし、凄いバトルだったよ」

 今季2度目の4強入りを決めたモンフィスは次のラウンドで、18歳のヤクブ・メンシク(チェコ)を6-4 6-4で破って勝ち上がった第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、セバスチャン・オフナー(オーストリア)とポール・ジャブ(イギリス)の顔合わせとなった。オフナーが19歳のアレックス・ミケルセン(アメリカ)に3-6 7-5 6-3で逆転勝利をおさめ、予選勝者のジャブは7度目のマッチポイントをものにして第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-3 3-6 7-6(8)で倒す番狂わせを演じた。

 ジャブとシェルトンはアメリカのカレッジテニス出身で、ともにNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のシングルスで優勝(ジャブが2019年、シェルトンは2022年)した実績を持っている。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles