ベキッチが28歳のバースデー勝利で約1年ぶりの決勝進出「最後まで苦しめられた」 [バート ホンブルク・オープン]

写真はドナ・ベキッチ(クロアチア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA500/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月23~29日/賞金総額80万2237ユーロ/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、ドナ・ベキッチ(クロアチア)が予選勝者のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-0 7-6(6)で振りきり今季初優勝に王手をかけた。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したベキッチは第2セットも2-0とリードし、第8ゲームでブレークバックを許したあともつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間40分で試合を締めくくった。

 ベキッチがグラスコート大会で決勝に進出したのはキャリア5度目となり、2017年6月のノッティンガムではタイトルを獲得している。

「テニスでは第1セットを6-0で取っても第2セットが同じようになることはほとんどないから、呪いのように感じることがあると思う。彼女(トモバ)は素晴らしい選手で、最後まで苦しめられたわ」とベキッチは試合後のオンコートインタビューで語った。

 28歳の誕生日を勝利で祝ったベキッチは昨年6月のベルリン以来となる決勝で、第3シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を7-5 2-6 6-3で破って勝ち上がったディアナ・シュナイダー(ロシア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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