阿部宏美/今村咲がコンビ2勝目、ともにITFツアーのダブルスで11回目の優勝 [W15香港]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った阿部宏美(EMシステムズ/右)と今村咲(EMシステムズ)(写真提供◎阿部宏美:EMシステムズ所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITFワールドテニスツアー女子1万5000ドル香港」(ITFワールドテニスツアーW15/中国・香港/6月24~30日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第1シードの阿部宏美/今村咲(ともにEMシステムズ)が第2シードのダン・イミン(中国)/アナスタシア・ゾロタレワ(ロシア)を6-4 6-1で下して優勝を飾った。試合時間は1時間18分。

 阿部と今村のコンビは、今回が4度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ昨年12月のショーラープル(W25/ハードコート)では、4試合を勝ち抜きタイトルを獲得していた。ITFツアーの同種目では、ともに11勝目となる。

 今大会での阿部/今村は1回戦で華谷和生(三浦工業)/ジャン・ヤン(中国)を6-2 6-1で、準々決勝でアナスタシア・コバレワ/アナスタシア・セルギエンコ(ともにロシア)を6-4 6-2で、準決勝では第3シードの虫賀愛央/虫賀心央(ともに名古屋LTC)を6-4 6-7(9) [10-7]で破って決勝進出を決めていた。

 今村は第1シードで出場していたシングルスでも決勝に進出したが、プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)に3-6 4-6で敗れて単複2冠はならなかった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○20プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)6-3 6-4 ●1今村咲(日本/EMシステムズ)[1]

女子シングルス準決勝

○1今村咲(日本/EMシステムズ)[1] 6-7(6) 6-4 6-2 ●16虫賀心央(日本/名古屋LTC)[6]

○20プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)6-3 6-1 ●25アナスタシア・ゾロタレワ(ロシア)[5]

女子シングルス準々決勝

○1今村咲(日本/EMシステムズ)[1] 6-4 6-3 ●6虫賀愛央(日本/名古屋LTC)

○16虫賀心央(日本/名古屋LTC)[6] 6-0 6-0 ●10マン イン マギー・ウン(香港)

○20プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)6-3 6-2 ●24ホン イ コディ・ウォン(香港)[3]

○25アナスタシア・ゾロタレワ(ロシア)[5] 6-3 6-2 ●32アナスタシア・コバレワ(ロシア)[2]

女子ダブルス決勝

○1阿部宏美/今村咲(EMシステムズ)[1] 6-4 6-1 ●16ダン・イミン/アナスタシア・ゾロタレワ(中国/ロシア)[2]

女子ダブルス準決勝

○1阿部宏美/今村咲(EMシステムズ)[1] 6-4 6-7(9) [10-7] ●5虫賀愛央/虫賀心央(名古屋LTC)[3]

○16ダン・イミン/アナスタシア・ゾロタレワ(中国/ロシア)[2] 6-3 6-4 ●12マン イン マギー・ウン/ホー チン・ウー(香港)[4]

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写真提供◎阿部宏美:EMシステムズ所属

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