ガウフが快勝で2回戦へ、ロラン・ギャロス4強のアンドレエワはグランドスラム大会で初の初戦敗退 [ウインブルドン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)が同胞のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-1 6-2で下して好スタートを切った。試合時間は1時間5分。

 同大会に4年連続5度目の出場となる20歳のガウフは、2019年と21年のベスト16がこれまでの最高成績。第7シードだった昨年は、1回戦でソフィア・ケニン(アメリカ)に4-6 6-4 2-6で敗れていた。

 昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラム初制覇を果たしたガウフはフレンチ・オープン(フランス・パリ)で4強入りしたあと世界ランク自己最高の2位に浮上し、過去最高のシード順位で四大大会に臨んでいる。

 ガウフは次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)を7-5 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のアンカ・トドーニ(ルーマニア)と対戦する。

 そのほかの試合では第19シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)、第26シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、スローン・スティーブンス(アメリカ)、ブレンダ・フルビルトバ(チェコ)、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリカ・アンドレエワ(ロシア)、予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)、予選勝者のソネイ・カータル(イギリス)が2回戦に駒を進めた。

 第24シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)が同じ17歳のフルビルトバに6-1 3-6 2-6で、第29シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)はカータルに6-3 2-6 0-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

大会初日◎7月1日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○68ユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)[Q] 6-4 6-3 ●67アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)

○85パウラ・バドーサ(スペイン)6-3 6-2 ●86カロリーナ・ムチョバ(チェコ)

○87ブレンダ・フルビルトバ(チェコ)1-6 6-3 6-2 ●88ミルラ・アンドレエワ(ロシア)[24]

○96エリカ・アンドレエワ(ロシア)[LL] 7-6(5) 3-6 6-3 ●95エミナ・ベクタス(アメリカ)

○101ビアンカ・アンドレスク(カナダ)6-4 6-2 ●102ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)

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○104リンダ・ノスコバ(チェコ)[26] 7-6(3) 6-1 ●103サラ・エラーニ(イタリア)

○114スローン・スティーブンス(アメリカ)6-3 6-3 ●113エルサ・ジャクモ(フランス)[LL]

○120エマ・ナバーロ(アメリカ)[19] 6-0 6-2 ●119ワン・チャン(中国)

○122ソネイ・カータル(イギリス)[Q] 3-6 6-2 6-0 ●121ソラナ・シルステア(ルーマニア)[29]

○128ココ・ガウフ(アメリカ)[2] 6-1 6-2 ●127キャロライン・ドラハイド(アメリカ)

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写真◎Getty Images

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