シフィオンテクがグランドスラム優勝経験者同士の1回戦でケニンに勝利 [ウインブルドン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がソフィア・ケニン(アメリカ)を6-3 6-4で下してグラスコートシーズンをスタートした。試合時間は1時間19分。

 ともにグランドスラム大会で優勝した実績を持つふたりはこれが3度目の対決だったが、シフィオンテクの3連勝となった。今シーズンは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、シフィオンテクが7-6(2) 6-2で勝っていた。

 同大会に4年連続5度目の出場となる23歳のシフィオンテクは、昨年の大会で自己最高のベスト8をマーク。第1シードで臨んだシフィオンテクは4試合を勝ち抜いたあと、準々決勝でエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に5-7 7-6(5) 2-6で敗れていた。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で3年連続4度目の栄冠に輝いたシフィオンテクは、グラスコートの前哨戦には出場せず今大会を迎えている。

 2018年にジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つシフィオンテクは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したフランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)を3-6 6-1 6-2で破って勝ち上がったペトラ・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。

 そのほかの試合では第23シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)、第30シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)、第32シードのケイティ・ブルター(イギリス)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、マリー・ブーズコバ(チェコ)、エリナ・アバネシアン(ロシア)、ワイルドカードで出場した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)、予選勝者のダルマ・ガルフィ(ハンガリー)とロビン・モンゴメリー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)、Def.は失格、Ret.は途中棄権

大会2日目◎7月2日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-3 6-4 ●2ソフィア・ケニン(アメリカ)

○4ペトラ・マルティッチ(クロアチア)3-6 6-1 6-2 ●3フランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)[WC]

○5ユリア・プティンセバ(カザフスタン)7-5 6-3 ●6アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[WC]

○9カロリーヌ・ガルシア(フランス)[23] 6-4 7-5 ●10アンナ・ブリンコワ(ロシア)

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○11ベルナルダ・ペラ(アメリカ)6-7(4) 6-4 7-6(10-6) ●12アナスタシア・ポタポワ(ロシア)

○20ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)[Q] 6-1 6-2 ●19マヤル・シェリフ(エジプト)

○37カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[WC] 6-2 6-0 ●38アリシア・パークス(アメリカ)[Q]

○40レイラ・フェルナンデス(カナダ)[30] 6-4 6-3 ●39ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)

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○43マリー・ブーズコバ(チェコ)6-2 6-1 ●44フリア・リエラ(アルゼンチン)

○46エリナ・アバネシアン(ロシア)6-2 6-3 ●45アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)

○51ロビン・モンゴメリー(アメリカ)[Q] 6-4 6-4 ●52オリビア・ガデツキ(オーストラリア)[Q]

○57ケイティ・ブルター(イギリス)[32] 7-6(6) 7-5 ●58タチアナ・マリア(ドイツ)

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写真◎Getty Images

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