錦織は3年ぶりのウインブルドンで勝利ならず、5セットで力尽きる

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、プロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)でエントリーした世界ランク401位の錦織圭(ユニクロ)は同76位のアルトゥール・リンデルネック(フランス)に7-5 4-6 7-6(2) 3-6 2-6で敗れた。試合時間は3時間30分。

 この試合は前日に始まったが、第3セット1-1の時点で日没順延となっていた。

 同大会に3年ぶり13回目の出場となった34歳の錦織は、2018年と19年のベスト8が最高成績。前回プレーした2021年は、2回戦でジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に5-7 4-6 7-5 3-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。錦織は前週のイーストボーン(ATP250/グラスコート)を右足首のケガを理由に欠場しており、グラスコート大会参戦は3年ぶりだった。

 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。

 今シーズンの錦織は3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)と5月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で合計3試合を戦い、1勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。

 リンデルネックは次のラウンドで、第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは前日に終了した1回戦で、クリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-1 6-2 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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