コート移動と2つのマッチポイントを乗り越えたウォズニアッキが2回戦を突破「素晴らしい勝利」 [ウインブルドン]

写真はコート移動前のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が第30シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)に6-3 2-6 7-5で競り勝ちベスト32進出を決めた。

 試合は第3セット3-3の時点で日没のため一旦中断し、最終試合が終了した照明がある屋根の閉じたNo.1コートに移動して再開された。

 第3セット第8ゲームで15-40のピンチを凌いでキープしたウォズニアッキは第10ゲームで2つのマッチポイントをセーブしたあと5-5からブレークに成功し、続くサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして2時間19分で勝利をもぎ取った。

 2020年オーストラリアン・オープンを最後に一度引退した33歳のウォズニアッキは2度の出産を経て昨年8月に復帰してトップ100に返り咲いたが、エントリー締め切り時点でダイレクトインできなかっためワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り5年ぶりのウインブルドンを戦っている。

「これは私にとって間違いなく素晴らしい勝利であり、非常に激しい戦いの末に勝ち獲ったものだわ」とウォズニアッキは試合後の記者会見で語った。

「世界最高の選手たちと競い合うことができて凄くワクワクしているの」

 ウォズニアッキは次のラウンドで、ラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-3 3-6 6-3で破って勝ち上がった2022年大会チャンピオンで第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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