ズベレフが3年ぶり3度目の16強入りも転倒して膝を痛めるアクシデント「それほど深刻なものじゃないと思っている」 [ウインブルドン]

写真は第2セット途中でドロップショットを追いかけて転倒したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス3回戦で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がキャメロン・ノリー(イギリス)を6-4 6-4 7-6(15)で振りきりベスト16に進出した。

 自分のサービスゲームで一度もピンチ陥ることなくすべてキープしたズベレフはワンブレークずつで2セットを連取し、大接戦となった第3セットのタイブレークで5つのセットポイントを凌いだ末に6度目のマッチポイントをものにして2時間31分で試合を締めくくった。

 第2セット第5ゲームでドロップショットを追いかけたズベレフは激しく転倒して膝を捻るアクシデントに見舞われ、コートで2度治療を受けた。しばらくの間は動きに問題を抱えているように見えたが、ズベレフは冴え渡ったサービスのおかげで最後まで主導権を握り続けた。

「膝がまっすぐになり過ぎてしまった。脚を延ばし過ぎていたんだ。今は痛みがある。検査を受けてチェックするよ。MRI(核磁気共鳴画像)の結果がどうなるかわからないけど、プレーを続けられた訳だからそれほど深刻なものじゃないと思っている。もちろんいくつかの動きに制限があったように感じるけどね」とズベレフは試合後にケガの状態について話した。

「靱帯や半月板を損傷していたらあのようにプレーを続けることはできないと思う。様子を見るしかない。2日後には大丈夫になっているよう願っている」

 同大会で初の8強入りを目指すズベレフは3年ぶり3度目の4回戦で、第24シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)を7-6(3) 6-3 7-5で破って勝ち上がった第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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