4回戦で負傷したデミノーが棄権、不戦勝によりジョコビッチのベスト4進出が決定 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルスで準々決勝に進出していた第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が股関節のケガを理由に棄権したため、不戦勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)のベスト4進出が決まった。
4回戦で20歳のアルトゥール・フィス(フランス)を6-2 6-4 4-6 6-3で破ったデミノーは、マッチポイントを決めた際にどこかを痛めた様子で足を引きずりながらオンコートインタビューを受けていた。
デミノーは声明文を通して「股関節のケガ(内転筋の末端または内転筋に繋がる繊維軟骨の小さな裂傷)により棄権することになり、ショックで打ちのめされています」と発表し、「フィスに対する試合のラスト3ポイントで大きな音がして、昨日に検査を受けたところケガであることが判明し、コートに立つと更に悪化するリスクが高いことがわかりました」と説明した。
ロラン・ギャロスで8強入りしたあとグラスコートの前哨戦2大会でプレーしたデミノーは、スヘルトーヘンボス(ATP250)で今季2勝目を挙げるなど4勝1敗の戦績で本番を迎えていた。
第2シードのジョコビッチは準決勝で、第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と第25シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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