オスタペンコを倒したクレイチコバが優勝した2021年フレンチ・オープン以来のグランドスラム4強入り [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 7-6(4)で振りきりベスト4進出を果たした。試合時間は1時間40分。
四大大会の同ラウンドでクレイチコバがプレーしたのは、単複2冠に輝いた2021年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目だった。
同大会に4年連続7度目(2015~17年の予選敗退を含む)の出場となる28歳のクレイチコバは、初めて本戦でプレーした2021年の4回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は第10シードで臨んだが、ミルラ・アンドレエワ(ロシア)に対する2回戦を第2セット途中で棄権していた。
ふたりはこれが8度目の対決だったが、3連敗中だったクレイチコバが3勝目を挙げた。グラスコートでは昨年6月にバーミンガム(WTA250)の決勝で顔を合わせ、オスタペンコが7-6(8) 6-4で勝っていた。
今大会でのクレイチコバは1回戦でベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を7-6(4) 6-7(1) 7-5で、2回戦で予選勝者のケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を7-6(6) 7-6(5)で倒し、3回戦はジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、4回戦では第11シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を7-5 6-3で破って8強入りを決めていた。
クレイチコバは準決勝で、次のラウンドで、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。2022年大会チャンピオンのルバキナは準々決勝で、第21シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 6-2で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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