2022年大会女王ルバキナがスビトリーナを下して2年ぶりのベスト4進出 [ウインブルドン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第21シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 6-2で下してベスト4に進出した。試合時間は1時間1分。

 同大会に4年連続5度目の出場となる25歳のルバキナは、2022年にタイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして第3シードで臨んだ昨年は、前年決勝カードとなった準々決勝でオンス・ジャバー(チュニジア)に7-6(5) 4-6 1-6で逆転負けを喫していた。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で8強入りしたあと前哨戦のベルリン(WTA500/グラスコート)でプレーしたルバキナは準々決勝を体調不良により第1セット途中で棄権し、グラスコートで2試合(1勝1敗)しかプレーできないまま今大会を迎えている。

 この結果でルバキナは、スビトリーナとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。グラスコートでは2021年6月にイーストボーン(WTA500)の2回戦で顔を合わせ、ルバキナが6-4 7-6(3)で勝っていた。

 今大会でのルバキナは1回戦で予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)を6-3 6-1で、2回戦でラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-3 3-6 6-3で、3回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-0 6-1で破り、4回戦は第17シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が3-6 0-3とリードされた時点で棄権したため8強入りを決めていた。

 ルバキナは準決勝で、第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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