タイトル防衛を目指す小田凱人が準決勝へ、ウッデ/眞田卓はダブルス初戦敗退 [ウインブルドン車いすの部]

写真は車いす男子シングルス1回戦での小田凱人(東海理化)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の車いす男子シングルス準々決勝で、第1シードの小田凱人(東海理化)が2021年大会チャンピオンのヨアキム・ジェラード(ベルギー)を6-3 6-3で下してベスト4に進出した。試合時間は1時間23分。

 同大会に3年連続出場となる18歳の小田は、昨年の大会でタイトルを獲得。第1シードから2試合を勝ち上がり、決勝でアルフィー・ヒュウェット(イギリス)を6-4 6-2で倒してグランドスラム2大会連続優勝を飾っていた。

 小田は準決勝で、同胞のダニエル・カベルサスチ(スペイン)を6-0 6-1で破って勝ち上がった第4シードのマルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)と対戦する。

 この日から始まった男子ダブルスの日本勢はステファン・ウッデ(フランス)/眞田卓(凸版印刷)がトム・エフベリンク/マイケル・シェファーズ(ともにオランダ)に4-6 6-7(5)で敗れ、第2シードの三木拓也(トヨタ自動車)/小田はケーシー・ラツラフ(アメリカ)/ルーベン・スパールガレン(オランダ)に4-6 3-3でリードされた時点で順延となった。

 車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会11日目|7月11日◎車いすの部男子

車いす男子シングルス準々決勝◎試合結果|日本人選手

○1小田凱人(日本/東海理化)[1] 6-3 6-3 ●3ヨアキム・ジェラード(ベルギー)

車いす男子シングルス準決勝◎組み合わせ

1小田凱人(日本/東海理化)[1] vs 5マルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)[4]

12グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)[3] vs 16アルフィー・ヒュウェット(イギリス)[2]

車いす男子ダブルス1回戦◎試合結果|日本人選手

88三木拓也/小田凱人(トヨタ自動車/東海理化)[2] 4-6 3-3 順延 7ケーシー・ラツラフ/ルーベン・スパールガレン(アメリカ/オランダ)

●4ステファン・ウッデ/眞田卓(フランス/凸版印刷)4-6 6-7(5) ○3トム・エフベリンク/マイケル・シェファーズ(オランダ)

車いす男子ダブルス準決勝◎組み合わせ

1アルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)[1] vs 3トム・エフベリンク/マイケル・シェファーズ(オランダ)

5ベン・バートラム/ダニエル・カベルサスチ(イギリス/スペイン)vs 8三木拓也/小田凱人(トヨタ自動車/東海理化)[2]と7ケーシー・ラツラフ/ルーベン・スパールガレン(アメリカ/オランダ)の勝者

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写真◎Getty Images

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