ナダルがノリーをストレートで退け8強入り「今日のような勝利は助けになる」 [ノルデア・オープン]
ATPツアー公式戦「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したラファエル・ナダル(スペイン)が第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を6-4 6-4で倒してベスト8に進出した。
第7ゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取したナダルは第2セット第4ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、1-4から最後の5ゲームを連取して1時間43分で勝利を決めた。
「ロラン・ギャロス以来しばらくツアーでプレーしていなかったから、キャメロンのような素晴らしい選手と戦うチャンスを得ることができて最高の気分だ」とナダルは試合後のオンコートインタビューで語った。
「いいテニスができた時間帯もあったしもう少しアグレッシブにプレーしなければならない場面もあったけど、それも今日の試合の一部だ。あまり試合に出ていないから、今日のような試合や勝利は助けになる。試合数が少ないから、相手にプレッシャーをかけ続けることは改善すべき部分だ」
2005年大会チャンピオンのナダルは次のラウンドで、スミト・ナガル(インド)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第4シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ナボーネはこの試合が初戦だった。
そのほかの試合では第7シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)がエンリケ・ロチャ(ポルトガル)との同胞対決を1-6 6-4 6-0で制し、世界ランク223位で予選勝者のティモフェイ・スカトフ(カザフスタン)は1セットダウンから巻き返して第3シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を1-6 6-3 6-4で倒す番狂わせを演じ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
写真◎Getty Images
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