ナダルがボルグの息子を下して2回戦へ、前日にはルードとのダブルスでも初戦突破 [ノルデア・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ラファエル・ナダル(スペイン)が同じくワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したレオ・ボルグ(スウェーデン)を6-3 6-4で下して初戦敗退に終わったフレンチ・オープンからの再スタートを切った。

 10回あったサービスゲームで12ポイントしか落とさなかったナダルは試合を通して一度もブレークポイントに直面せず、各セットで一度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間25分で勝利を決めた。

 キャスパー・ルード(ノルウェー)とのダブルスでもワイルドカードを受け取っているナダルは、前日に行われた1回戦で第2シードのギド・アンドレオッシ(アルゼンチン)/ミゲル・レイエス バレラ(メキシコ)に6-1 6-4で快勝していた。

「テニスの歴史上もっとも偉大なレジェンドのひとりであるビヨン・ボルグ(スウェーデン)の息子と対戦できたのはとても光栄だった」とナダルは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼(レオ・ボルグ)はかなりいいプレーをしたと思う。彼には素晴らしい未来が待っている。幸運を祈っているよ」

 2005年大会チャンピオンのナダルは次のラウンドで、前日にヨセフ・コバリク(スロバキア)を7-6(4) 6-4で破って勝ち上がった第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。

 月曜日にはノリーのほか、シングルス1回戦で第8シードのパベル・コトフ(ロシア)がクリスチャン・ガリン(チリ)を6-4 6-7(6) 6-1で倒していた。

 この日プレーしたシード勢は第7シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアンドレア・ペレグリーノ(イタリア)を6-2 7-6(3)で退け2回戦に駒を進めたが、第6シードのロマン・サフィウリン(ロシア)はロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)に7-5 6-7(3) 3-6で逆転負けを喫した。

 そのほかの試合ではスミト・ナガル(インド)、チアゴ・モンテーロ(ブラジル)、チアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)、予選勝者のドゥジェ・アジドゥコビッチ(クロアチア)とデニス・イェフセイエフ(カザフスタン)、エンリケ・ロチャ(ポルトガル)、予選勝者のティモフェイ・スカトフ(カザフスタン)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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