『ビッグ4』の一角としてテニス界で一時代を築いたマレーがパリ五輪を最後に引退する意向を表明

写真は2016年リオデジャネイロ五輪の男子シングルスで金メダルを獲得したアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が自身のSNSを更新し、7月27日に開幕する世界的なスポーツの祭典「2024パリ五輪テニス競技」(フランス・パリ/クレーコート)を最後に引退する意向を表明した。

 SNSにリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したときの写真を投稿したマレーは「人生最後のテニストーナメントのためにパリに到着しました」と報告し、「オリンピックを目指して戦った数週間はこれまでのキャリアの中でもっとも思い出深いものでした。最後にもう一度それを達成できたことをとても誇りに思います」とコメントした。

  ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とともに『ビッグ4』の一角としてテニス界で一時代を築いたマレーはツアー通算シングルス46勝&ダブルス3勝を挙げ、グランドスラム大会で3度(2012年全米、2013年&16年ウインブルドン)栄冠に輝いた。

 イギリス代表としてもプレーしたマレーは2015年に母国をデビスカップ優勝に導き、オリンピックでは2012年ロンドン大会と2016年リオデジャネイロ大会で男子シングルスの金メダルを獲得した。

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写真◎Getty Images

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