パケがキャリア2度目のツアー4強入り、30歳にしてトップ100デビューへ「ずっと夢見てきた」 [ヤシ・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのクロエ・パケ(フランス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「UniCreditヤシ・オープン」(WTA250/ルーマニア・ヤシ/7月21~26日/賞金総額26万7082ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、クロエ・パケ(フランス)が予選勝者のセレーナ・ヤニチェビッチ(フランス)との同胞対決を0-6 6-2 6-1で制してベスト4進出を決めた。

 1ゲームも取れずに第1セットを落としたパケは1-2から5ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを3度破って1時間41分で逆転勝利をおさめた。

 先のフレンチ・オープンでグランドスラム自己最高の3回戦進出を果たしたパケは前週のパレルモで8強入りしており、今週の活躍で30歳にして初めてトップ100入りすることが確実となった。

「率直に言って、第1セットを0-6で落としたときはトップ100についてはまったく考えていなかったわ」とパケは試合後に明かした。

「2桁のランキングに入ることをずっと夢見てきた。2年前に101位になったときはランキングを気にし過ぎてしまい、ポイントの計算ばかりしてしまうというミスを犯したの」

 キャリア2度目のツアー4強入りを決めたパケは次のラウンドで、第3シードのジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)と第5シードのエリナ・アバネシアン(ロシア)の勝者と対戦する。この試合はオープニングゲームをブレークしたアバネシアンが2-0とリードしたが、雨により順延となった。

 もうひとつの準決勝は、ミルラ・アンドレエワ(ロシア)とオルガ・ダニロビッチ(セルビア)の顔合わせとなった。第1シードのアンドレエワがラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のレア・ボスコビッチ(クロアチア)を6-2 6-0で下し、ダニロビッチは第8シードのアンナ・ボンダール(ハンガリー)を7-5 6-2で退けた。

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写真◎Getty Images

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