ジョコビッチがダブルスで復帰、ぎこちないカムバックも「肩は大丈夫」 [楽天ジャパンオープン]

 第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)はこの日、やはりワイルドカードで出場の杉田祐一(三菱電機)を6-4 6-4で倒した。チリッチは次の2回戦で、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を3-6 6-3 6-4で倒して勝ち上がったチョン・ヒョン(韓国)と対戦する。

 ジョコビッチ同様にチリッチもまた、USオープンでラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたのを最後に公式戦でプレーしていなかった。昨年1月には世界3位だったランキングも今やそこから27段も階段を降りて30位とややスランプに陥っていたチリッチだけに、この勝利を歓迎した。

「プレーを休んで、それから大会に戻ってくるときは活力はあるが、フィットネスが試合レベルまで上がっておらず、ややさび付いているということはあるものだ。でもシーズンのこの時点にしては体の感じはいいよ」とチリッチは語った。

「ある意味で今年は少し新しい経験をした。僕は過去数年と同じようにハードワークを積み、同様に自分を駆り立てようと努めていた。これまでと変わったことは何もなかったのだが、結果がそれに続かなかった。そして僕はより消耗し、より疲労を感じていたんだ」

 第5シードのルカ・プイユ(フランス)はホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を6-4 6-3で倒した。プイユは次の2回戦で、日本の西岡良仁(ミキハウス) と対戦する。西岡はジョアン・ソウザ(ポルトガル) を7-5 6-3で下し、4度目のジャパンオープンで初勝利を挙げた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はダブルスをプレーするノバク・ジョコビッチ(セルビア/中央)(撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA)

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