コルダが1992年に父ペトルも勝った大会でキャリア最大のタイトルを獲得 [ATPワシントンDC]

写真はキャリア最大のタイトルを獲得したセバスチャン・コルダ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/7月29日~8月4日/賞金総額227万1715ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第4シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)が第10シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)に4-6 6-2 6-0で逆転勝利をおさめて地元優勝を飾った。

 24歳のコルダがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2021年5月のパルマ(ATP250/クレーコート)以来でキャリア2度目(準優勝6回)となる。同大会では1992年に父のペトル・コルダ(チェコ)も勝っており、親子2代でチャンピオンに輝いた。

 4-5からサービスダウンを喫して第1セットを落としたコルダは第2セット第5ゲームで初のブレークに成功し、最終的に最後の11ゲームを連取して1時間34分で試合を締めくくった。

 両者は5月のローマ(ATP1000/クレーコート)の1回戦で一度顔を合わせており、コルダが7-6(6) 4-6 6-4で勝っていた。22歳のコボッリは着々と力をつけて世界ランク自己最高の48位で今大会を迎えていたが、ツアーレベルでは5月のジュネーブ(ATP250/クレーコート)で4強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 先に行われたダブルス決勝では第4シードのナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロー(ともにアメリカ)がラファエル・マトス/マルセロ・メロ(ともにブラジル)を7-5 6-3で倒し、前週のアトランタ(ATP250/ハードコート)に続く今季3勝目を挙げた。


男子ダブルス優勝のナサニエル・ラモンズ(アメリカ/左)とジャクソン・ウィズロー(アメリカ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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