大坂なおみは前年ベスト4のムチョバに敗れて2回戦突破ならず [USオープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した世界ランク88位の大坂なおみ(フリー)はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に3-6 6-7(5)で敗れた。

 第1セットを落とした大坂は第2セット5-4からのサービスゲームで40-0としながらブレークバックを許し、もつれ込んだタイブレークで2-4から巻き返したムチョバが2度目のマッチポイントをものにして1時間34分で勝利を決めた。

 同大会に2年ぶり9度目の出場(2015年の予選敗退を含む)となった26歳の大坂は、2018年と20年にタイトルを獲得。前回プレーした2022年は、1回戦でダニエル・コリンズ(アメリカ)に6-7(5) 3-6で敗れていた。

 この結果でムチョバは、大坂との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。ハードコートでは2020年8月にニューヨークで開催されたウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5)の2回戦で顔を合わせ、大坂が6-7(5) 6-4 6-2で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦で第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 6-2で破り、同大会で3年ぶりの勝ち星を挙げていた。

 第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰した元世界ナンバーワンの大坂はパリ五輪で初戦敗退を喫したあとUSオープンシリーズ2大会でプレーし、2勝2敗(予選を含む)の戦績で今大会を迎えている。

 前年に4強入りした実績を持つムチョバは次のラウンドで、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)と対戦する。ポタポワは2回戦で、予選勝者のバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)を6-3 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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